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電気・電子・情報系の授業に関するデータ

ここでは電気・電子・情報系の授業に関するデータを示します。
※このページにおける単位数は時間割上の時間数から求めた数字です。

一般科目と専門科目の比率

高専は専門的な内容ばかりを勉強するところではありません。
一般科目と専門科目を通して,人間としての素養を身に付けた創造性に富んだ技術者を育成します。

一般科目とは国語,社会,英語,数学,物理,化学,体育などの一般教養科目を指します。
※正式には専門科目に分類される応用解析,応用物理などの理数系科目もここでは一般科目として分類しています。

学年 専門科目
単位数
全科目
単位数
専門科目
比率(%)
バー表示
1 8 34 23.5
一般
2 9 34 26.5
一般
3 13 34 38.2
一般
4 20 35 57.1
専門
5 28 34 82.4
専門
78 171 45.6
一般専門

専門科目の授業形態の比率

高専では講義,演習,実験実習,研究の4つの授業形態があります。

  • 講義・・・教室で行う一般的な授業です。
  • 演習・・・演習室などで実技を伴った演習を中心とした授業です(プログラミングなど)。
  • 実験実習・・・各実験室で班ごとに行う実験を指します。各学年に1科目配置されています。
  • 研究・・・4年基礎研究,5年卒業研究として研究室に配属されて行う研究活動。

基礎知識は講義で身に付け,演習,実験実習を通して実践的技術者を育成します。
一般科目も含めると講義の時間が長くなるため,勉強する習慣がないと授業についていくことが困難になります。

最後に研究活動を通して,社会で必要になる自主性,問題解決能力,デザイン能力,プレゼン能力など さまざまな能力を磨きます。

学年 講義
単位数
演習
単位数
実験実習
単位数
研究
単位数
総単位数 バー表示
1 2 4 2 0 8
演習
2 4 2 3 0 9
講義
3 9 1 3 0 13
講義
4 13 3 3 1 20
講義
5 12 4 3 9 28
講義
40 14 14 10 78
講義

専門科目の分野毎の比率

電気・電子・情報系では大まかに分けて,以下の5つの分野について学びます。

  • 基礎科目・・・電気系の基礎となる電気回路,電気磁気学について学びます。
  • 電気エネルギー系科目・・・モータ・発電機などの電気機械や電力について学びます。
  • 電子物性・デバイス工学系科目・・・半導体の性質,デバイス,応用について学びます。
  • 情報通信工学系(ハードウェア)科目・・・情報通信分野を支える回路,通信原理について学びます。
  • 情報通信工学系(ソフトウェア)科目・・・プログラミングなど情報系科目を学びます。

4年以上ではコースごとに専門科目が異なり,よりコースの専門知識を深めることができます。
ただし,他のコースの科目も選択科目として受講する必要があり,どの科目も積極的に取り組むことで技術者として視野を広げることにつながっていきます。

※実験実習,卒業研究を除いた単位数です。
※分類できない科目は基礎科目に含めています。

学年 基礎科目
単位数
電気
エネルギー系
単位数
電子物性・
デバイス系
単位数
情報通信
(ハード)
単位数
情報通信
(ソフト)
単位数
総単位数 バー表示
1 4 0 0 0 2 6
基礎
2 3 0 0 1 2 6
基礎
3 4 2 2 2 0 10
4 3 5 2 1 4 15
5 4 2 2 5 3 16
18 9 6 9 11 53
©独立行政法人 国立高等専門学校機構 秋田工業高等専門学校
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